「妖怪」といえば怖くて不気味・いたずらや悪事を働くなど、なんとなくマイナスイメージが先にくる存在ですが、中には人間に対して幸運をもたらしてくれる妖怪も。
出会うと良いことがある縁起系から、災害や豊作の予言をしてくれる予言獣、地方にしかいないご当地妖怪に、人間を脅かしてくる妖怪らしさ満点のやつまで、その種類はさまざまです。
このシリーズはそんな妖怪たちをマグネットにしました。
妖怪好きの方にはもちろん、誰かにお守りとしてプレゼントなどにもどうぞ。
まずはシリーズの第1弾として、石川県に縁のある妖怪3種類を作りました。
<海月(くらげ)の火の玉>
鬼火(空中を浮遊する怪火=火の玉のこと)の一種で、海の近くを飛び回る。別名「海月火」。
元文年間、加賀国(現在の石川県)に現れたとされる。
ある夜、小原長八という名の侍が全昌寺の裏手を歩いていると、生暖かい風とともに火の玉が飛んできたのでこれを斬りつけた。すると、二つに割れネバネバとした糊か松脂のような感触の赤く透き通ったものが顔に貼り付き、両目を開けてみるとそれを透かして周囲を見通すことができた。
慌ててそれを何とか拭い去った長八だが流石に肝を冷やし、気分が悪くなったので急ぎ足で家路へと就き顔を洗うも、ねばねばした感触はぬぐい切れず生臭さも暫くは取れなかったそうな。
次の日、近くに住んでいる土地の古老に尋ねたところ、その火の玉の正体は海月であり時々夜中に風に乗って彷徨うことがあると教えてくれたという。
※磁力の強いマグネットを使用しております。ペースメーカーなど、体内植込み型医療用電子機器をご使用の方は、使用しないでください。
サイズ |
53mm(径)×12mm(高さ) |
箱 |
なし |
素材 |
磁器 |
注意事項 |
- 一点一点模様やサイズに微妙な差異がございます。
- お客様のモニター環境により商品の色味が違う場合がございます。
- 高台(ハマ)部分には釉薬が施してございませんので擦傷にご注意ください。
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